犬猫殺処分の現状 – 世界一残酷で無知な国日本。毎日100匹以上殺処分されてる。知らなくていいわけない。

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平成30年度は3万8,444匹が殺処分されています。:環境省調べ

詳しくは環境省HP:犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況を。

YouTubeやSNSで、動物の動画や写真など、

可愛らしい動物に癒されることが多々あります。

いいねを押したり、フォローしたり拡散したり。

僕も動画が可愛くてつい、いいねしてしまいます。

とあるきっかけで知ることになりましたが、

日本は動物に対する認識が世界の中でかなり遅れています。

僕はこういう現状を今まで知らずに生きてきました。

正直恥ずかしいです。

知った時の衝撃が大きかったので、

今回は調べたことについてまとめていこうと思います。

もし、知らなければ、一人でも多くの方に知っていただければなと思います。

殺処分の現状 – 日本の処分方法の残酷さ

・殺処分件数

日本の犬猫の殺処分件数は年間約40,000頭です。

処分の方法は、ほとんどが二酸化炭素ガスによる処分=窒息死です。

「ドリームボックス」と名付けられた狭い部屋に10〜15分閉じ込められ、

息を引き取ります。

この命名も、なんとも人間都合な名前です。

先ほどのリンクで処分件数の推移をみていただいた方はわかるかと思いますが、

処分の件数は少しづつではありますが、年々減ってきています。

しかし、1日に100匹以上もの犬猫が、

いまだに毎日殺処分されているという現状を知った時、

僕は苦しくなりました。

と、同時に、ふとある疑問が浮かびました。

日本って、殺処分の現状とか、

テレビで全然報道しないよね??

可愛い動物の映像は番組にしても、

そういう闇の部分は公にしない。

自分がそういう国で生きていると思うとなんだか悲しくなりました。

僕は、まず知らなかったということに反省しています。

自分で情報をキャッチしにいかなかったというのもありますし、

そもそも動物を飼っていなかったので、

家族でそういう話をすることもありませんでした。

でも、知るということは力です。

知ったら、行動できます。

僕もまだ浅い知識ではあるんですが、

できることを探して取り組んでいきます。

もっと詳しく、活動のサポート等に詳しい方は、

コメント欄に記載していただけると幸いです。

保護の現状

先ほど、処分件数は年々減ってきていると記載しましたが、

現在、少しづつ保護の活動が進んできています。

平成30年度は40,000匹以上が譲渡されています。:環境省調べ

主な保護主体は自治体です。

自治体によっては、収容された犬猫を譲渡する活動に力を入れる努力をしたり、

保護団体が殺処分になる運命の犬猫をレスキューし、

新しい飼い主を探す活動も活発化してきているそうです。

もともとは保護犬だったけど訓練され災害救助犬や聴導犬、

セラピー犬として活躍するようなケースもうまれています。

僕は動物を飼っていないからこそ、

食費や様々な病気の対策、

泣き声がうるさいなどのストレスは実際に感じてはいません。

だからと言って、最後まで面倒を見ずに、

何もできない動物を捨てるというのは許されてはいけないと思います。

僕の昔話

僕は小さい頃にハムスターを飼っていたことがあますが、

幼稚園児くらいだったので記憶がほぼありません。

名前も覚えていないです。

ただ、少しだけ覚えているのは、足を怪我していたことです。

真っ赤に腫れていました。

僕の親は病院には連れていかず、

「山に逃がそう」と言って、遠くの山に離しました。

結局捨てたのと変わらないです。

自分たちに都合が悪くなったらポイ。

病院に連れていくのが面倒だからバイバイ。

誰かが拾ってくれればいいや。

そういう甘い考えで捨てたのかもしれませんが、

捨てられた動物たちが、

野生で生きていけるわけありません。

今、大人になって微かに残る記憶を辿って、

取り返しのつかないことをしたんだなと猛省しています。

と同時に、こういう人を増やしてはいけないな、という思いです。

おそらくですが、

毎年何万匹もの犬猫が保護されているということは、

この記事を見る人の中にも

過去に動物を捨ててしまった経験がある人もいるかもしれません。

猛烈に反省しましょう。

恥じましょう。

そして、現状を知って、できる取り組みをやりましょう。

今日からできること

・保護施設への寄付

日本「初」の動物専門寄付サイト 公益社団法人アニマル・ドネーション

Amazon – 動物保護施設支援プログラム

・署名活動

Change.org(チェンジ・ドット・オーグ) – 動物に関するキャンペーン

参考記事

Pawer

Animal Essential

まとめ

日本は動物の認識が世界の中でも遅れています。

この記事をどれだけの人が見てくださるかわかりませんが、

殺処分で悲しい死を迎える犬や猫がいなくなるように、

いろんな取り組みを勉強して、参加していきましょう。

同時に、動物に対する考え方そのものを見直して、

動物たちが生まれてから最後まで幸せに生きられる世の中であるように、

環境を作っていけたらと思っています。

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